クレジットカード

クレジットカードの国際ブランドって何?

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分かるようで分からないブランド

皆さんはクレジットカードを上手に使っていますでしょうか?

今日はクレジットカードは持っているけれど、多くの人が何となく分からない疑問点を解説していきたいと思います!

クレジットカードは色んなクレジットカード発行元が存在しますが、何れのカードも国際ブランドというものが別に存在します。

国際ブランドはクレジットカード発行元によって、取扱があったり、なかったりします。

カード発行元別の取扱国際ブランドの例(2019年1月時点)

ブランド

/発行元

Visa Mastercard JCB American

Express

楽天カード
三井住友カード
ビューカード
イオンカード

そもそも国際ブランドって何?

国際ブランドというのは、簡単に言うと、『ルイ・ヴィトン』『COACH』『バーバリー』のように、価値を保証してくれるロゴのようなものです。

クレジットカードの場合、Visaであれば、株式会社Visa、JCBであれば、株式会社JCBがクレジットカードを発行したい会社に、

 

『うちのブランド使っていいよ』

と、国際ブランドの使用許可を与えることにより、クレジットカードに様々なブランドが付与出来る仕組みになっています。

これは、ファッションブランドでも行われていることであり、例えばファッションセンターしまむらでハリスツイードのオリジナル商品が売っているのは、ハリスツイードがファッションセンターしまむらにブランドの使用許可を貰っているため、ファッションセンターしまむらはハリスツイードのオリジナル商品を販売出来ます。

これが国際ブランドと呼ばれるモノです。

加盟店って何?

国際ブランドとセットで重要なのが、加盟店です。

加盟店とは、スーパーやレストランなどの販売店が各国際ブランドと提携しているお店のことを指し、どの販売店がどの国際ブランドの加盟店であるかは、販売店毎にそれぞれ異なります。

世界で一番加盟店が多い国際ブランドはVisa、次いでMastercardとなります。JCBは昔は国内のシェアが圧倒的に多かったですが、今は加盟店手数料の高さから、JCBだけ取り扱わない販売店が増えています。なので、国際ブランドに迷った場合は、VisaかMastercardを選択しておけば、まず問題ないでしょう。

また、たまにJCBは取り扱っていないけど、楽天カードであれば国際ブランド問わず使用可能といった、クレジットカード発行元によって、取扱が異なる販売店もあります。

加盟店手数料って?

クレジットカード発行元や国際ブランドを扱っている会社が、どのように利益を得ているかというと、まずは分割払い・リボルビング払いによる、クレジットカード手数料と加盟店から徴収する加盟店手数料があります。

ちなみに、一括払い、2回払いはクレジットカード手数料は発生しません。

加盟店手数料とは、例えば消費者が国際ブランドがVisaのクレジットカードで決済した場合、決済金額の 1% 〜 5% の金額を加盟店手数料として、各クレジットカード発行元に納めます。また、クレジットカード発行元は国際ブランドを扱う会社にブランドの利用手数料を納めています。

ここで、注意したいのが、加盟店手数料についてですが、加盟店手数料は販売店が支払うモノであり、消費者が支払うモノではないということです。

たまに、飲食店などでクレジットカード払いをすると、加盟店手数料を上乗せした金額を消費者に支払わせるお店が存在しますが、これは加盟店契約違反なので、現金払いとクレジットカード決済によって、決済額に差を付けられた場合はきちんとお店側に確認しましょう。(ただし、海外では異なる場合があります)

クレジットカードは適切に、利用すればとてもお得で便利なツールなので、無理なく支払える範囲内で活用しましょう♪

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